自然素材へのこだわり

自然素材へのこだわり

自然素材の良さ

自然素材は年月が経過するにつれワインが熟成していくように味わいが深まっていきま す。
取り付けたときから価値を失っていく新建材とは対照的に、味わいや熟成していく過程に価値が
見出せる素材です。 自然素材がもつ調湿作用は住む人にやさしい室内環境をつくり出してくれます。
大切な家族の健康に重大な悪影響を及ぼす化学物質を室内に出す新建材とは、全く異なる特性をもっています。

自然へのこだわり

家の内部で面積の大きい壁、天井、床の仕上げ材に何を使用するかは、 室内の空気環境をととのえるための重要な要素です。また、日本で育った木は日本の気候に合います。 気候に合うということは、言い換えれば長持ちするということです。 日本の住宅に国産の木の素材を使うことは当然のことと言えます。

塗り壁

スイス漆喰(内外壁)

漆喰が塗り壁材として使われた歴史は古く、はるか5000年前ピラミッドの壁に使用されたことが起源といわれています。 日本でもその優れた防火性と耐久性のために城や土蔵、神社仏閣 に使われてきました。
呼吸しない新建材の住宅では、結露を起こしやすく、 カビ、ダニの発生 といった非健康な住環境に陥りがちになりますが、 漆喰は吸放湿性能があり強アルカリ性のためカビ、ダニの発生を抑制します。

アイ・エヌ・ジーでは、スイス伝統の製法を現代に生かすスイス漆喰を採用。
天然顔料を調合することで、多彩な色彩にすることもでき、コテやローラーにより室内構成に応じて自在の表面仕上げができるのも特徴です。

珪藻土(内壁)

珪藻土は、植物性プランクトンが堆積して化石化したもので表面に無数の孔をもつ多孔質なこの土は、漆喰と同様優れた調質性を持っています。 耐火性もあり七輪の原料としても使われています。
それ自体が柔らかい粘土質の漆喰とは異なり、珪藻土は、粘土質でなく、凝固材を混ぜなければ固まらないという性質があります。

そのために珪藻土を選ぶ場合次のことに注意する必要があります。
1.配合している珪藻土の量
2.凝固材として何をしようしているか

アイ・エヌ・ジーでは、珪藻土70%以上、凝固材は天然素材を用いた珪藻土を使用しています。

シラス壁

シラスはマグマが一気に冷やされて火砕流となったもの。
非常に細かい微粒子の中に、無数の孔が開いた多孔質な構造を持っています。
化学樹脂を使わない100%自然素材のため、ニオイや湿気を吸着する機能を十二分に発揮するのです。
現代の高気密住宅は、ニオイや化学物質、湿気などがこもりがち。
エアコンや空気清浄機などエネルギーを消費する機器に頼らずに室内の空気を浄化し、いつでも快適で安全な空間をつくります。
自然の力で空気をきれいにする壁です。

無垢フローリング

奈良 吉野ヒノキ

桧は、木肌の色が淡いピンク色で香りが良く、
粘りがあり削ったときの艶が美しいのが特徴です。
吉野における人工植林の歴史は古く、約500年前の室町時代まで遡ることができます。 その長い経験が銘木を生み出す基礎になったことはまちがいないでしょう。


銘木の里吉野で育った80年以上の原木から挽きだされた製品は、
目の詰んだ吉野材の特徴が 活かされ、丁寧な乾燥工程を経て仕上げられています。

岩手 南部赤松

杉についで日本人に親しみのある松は、
防風林にも利用されてきたことからもわかるとおり
横からの力に耐えるに強く、昔から家の桁や梁に使われ建築用材として活躍してきました。
光沢があって、人の肌にも似たきめ細やかな木肌は、
化粧材としても見ていてあきがなく床板に使用される例も多くあります。
南部赤松は、東北の厳しい寒さと強い風雪に耐え、その下に森を育て 岩手では、「母の木」として愛されてきました。

松を愛し、素材の良さを引き出すことに秀でた生産者が、松特有のヤニを上手に押さえ、納得のいく製品をつくりあげてくれました。

鳥取 智頭杉

人里離れた山奥で少しずつ成長する智頭杉。
江戸時代から管理された高齢の智頭杉は繊細で美しい柾目が特徴で、
古くから優良材としてし られてきました。
その智頭で天然材の質感を大切にし、じっくりと製品をつくりあげる生産者 がいます。
80年~100年生の高樹齢の杉だからこそできる、
赤味と白太のハーモニーが調和したその製品の仕上がりには、「澄みきった山の空気を暮らしのなかで感じとっていただければ……」という生産者の思いが強く感じられます。

徳島 木頭杉

徳島県南部の那賀川上流から海南町一帯は木頭地方と呼ばれ、
古くから杉の産地で、赤身が ちに育ったやさしい色合いとすぐれた強度が特徴の杉材を産出してきました。
そこに住み、木を育て、一途なまでに木を守ろうとする林業家が、
一見地味な杉にこんな表情があったのかと驚かされるこだわりの製品をつくりあげました。
60年以上の杉を使用し、 手を抜かない乾燥工程を経て仕上げられた製品には、本物の住まいづくりと林業の復活にかけた生産者の必死さがうかがえます。

大分 日田杉

日本三大杉の産地として知られる九州の小京都、大分県日田市。
林業の盛んな町で製材業を営み、環境問題に取り組み、
国産材について熱く語る生産者により、原木の仕入れから製品加工まで一貫生産でつくられた杉の製品があります。

材木の成長が早く、やや疎植で短伐期経営の日田地方で収縮性の少ない赤身部分を厳選し、天日乾燥にこだわりつくりあげられた製品はまさに良品といえるでしょう。

その他

御影石の基礎パッキン(土台の乾燥・床下の通気)

床下の通気を確保して、土台を乾燥させるために基礎と土台の間に敷く材料。
ここに高耐久で知られている自然素材の御影石を使用しています。

この素材の寿命が家の寿命と直結するほど 重要な役目を担っているにもかかわらず、殆どの住宅メーカーで使用されているのは経年劣化の心配なプラスチック樹脂系のもの。

ホウ酸(防蟻剤・木材保存剤)

安全で効果が低下しないホウ酸による防蟻処理は世界の常識。
ホウ酸は人間にとっても栄養学的に重要なもの。
哺乳動物に安全で、哺乳動物以外には厳しく作用する性質のため防蟻剤として安心して使用でき木材保存剤として優れています。
一般的に使用されている防蟻駆除剤は、農薬系のもの。効果は5年。
効果がなくなった5年後に外壁構造材を再処理することはできません。
無意味で危険な防蟻処理では、家も人も守れません。

セルロースファイバー(断熱材)

木質繊維からできた断熱材。(呼吸する自然素材断熱材)
断熱性能のほかに、調湿性・防音性を併せ持つ優れた素材。
特筆はその高い調湿性。
壁内結露を防ぎ構造体を腐朽から守り、家の寿命を延ばす縁の下の力持ちの役目を担ってくれます。
ホウ酸が含まれていることにより防蟻効果も期待できる。

サーモウール(断熱材)

羊毛からできた断熱材。(呼吸する自然素材断熱材)
断熱性能のほかに、調湿性・生活臭の原因物質吸着性・ 吸音性を併せ持つ優れた素材。
断熱性以外に多くの性能を持ち、暮らしの省エネから 製造から廃棄までの省エネを実現するエコロジーな素材です。

炭化コルク(断熱材)

コルク樫の樹皮からできた断熱材(再生持続可能な自然素材断熱材)
断熱性能のほかにも様々な性能を持つ。
特に、炭化しているため腐らず、防虫効果があるため玄関土間からの冷気をシャットダウンするために使用しています。